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消化器内科
大腸内視鏡検査 | ポリープ除去(特に大腸のポリープについて)| 胃内視鏡検査| ピロリ菌の除菌治療
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ポリープ除去(特に大腸のポリープについて)
1.ポリープとはどんな病気? |
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腸管の内腔側に突出した病変の総称と考えてください。大腸ポリープは近年食生活などが原因で多くなっている病気です。
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2.なぜとる必要があるの? |
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大腸癌に関する膨大な研究の中でいろいろな事が分っていますが、腫瘍性のポリープの中には徐々に大きくなるものがあり、大きくなっていく過程で一部にガンができてしまう。そして、それが進行癌になると言われています。ポリープをとるという事は大腸癌を未然に防いでいる事になります。
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3.どういう風にとるの? |
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スネアというやわらかいワイヤーを内視鏡を通して挿入し、ポリープの根っこをこのワイヤーで締めてから通電して焼き切るというやり方です。
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4.危険性は? |
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主なものとしては出血(切除時、切除後に切除した断端から稀にあります)、穿孔(病変が深い場合小さな穴が開く場合があります)、疼痛(ほとんどありません)などがあります。ポリープ切除は100%安全な治療手段ではありません。手術中はもちろん、手術後の経過を含めての話ですが、事故がないように十分注意して治療を行っていますが、治療行為に間違いがない場合でも事前に予測不能な突発的な事が起こる場合があります。そういう場合にはできる限りの方策を尽くした治療を行います。
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5.とった後は? |
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出血防止のために当日を含めて3日間、入浴、飲酒等の制限がありますが、それ以外はすぐに普通の生活ができます。いわゆる日帰り手術です。 |
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