米で予防接種拡大の勧告 インフルエンザ、18歳まで
【ワシントン27日共同】
米疾病対策センター(CDC)の予防接種諮問委員会は27日、生後6カ月から18歳までのすべての子どもにインフルエンザの予防接種を毎年受けさせるべきだとする勧告を可決した。AP通信などが伝えた。
現行では6カ月から5歳未満の子どもと50歳以上が対象だが、5歳以上の子どもも毎年数十人が死亡しているとして、18歳まで拡大するのが妥当だとした。実施されれば全米で約3000万人が新たに対象となり、インフルエンザ予防接種の拡大幅としては最大級だという。
諮問委は、2009-10年のシーズンまでに実行されるべきだとした。CDCは勧告を受け入れるかどうか今後検討するが、これまではほとんどの場合、受け入れている。
CDCによると、全米で毎年人口の5-20%がインフルエンザにかかり、約3万6000人が死亡。そのほとんどが高齢者だが、今冬は22人の子どもが既に死亡したという。
GIスズキの独白:さすがです。この素早さ。アメリカのこうゆうところを見習うべきかな~っていうか、余裕とはこのことなのかな。
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